木が伐れない樵の業務日誌

新潟県村上市にある民間の林業会社に勤めている30代男が林業についてつらつら書いてます。

挨拶、感謝、笑顔

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一番大変だったタワーヤーダの研修

11月に3年間を通して受講する研修が終了した(皆さん知ってる緑色のやつです)。

3年間、毎年顔を合わせ、一緒に研修を受け、技術を学び、議論をし、グループワークを行ってきた。そして改めて研修を終えて思ったことは、この偶然に集まった仲間たちは「とてもいいチーム」だった ということ。


年代もバラバラで、明らかに技術や知識、経験、そしてモチベーションに差がある人達の集まりだったが、ある人の苦手な部分を他の人が自然とフォーローできる、うまく噛み合ったチームだった。

「あ~それ出来ないんだ。じゃ俺やりますわ。逆に俺これ出来ないんすけど、誰かやってくれません?サンキュ~。」的な。
これは仲良しとは違っていて、お互いの価値観や考え方を認め合った仲だったのだと思う。「お互いを受け入れて、自分のやれることをやる ということがみんなでできるチーム」だった。


なぜこんなチームになったのか少し考えてみた。

多分この基本的な3つが出来ていたからだと思う。

それは「挨拶」と「感謝」と「笑顔」だ。

研修日の朝、顔を合わせれば「おはようございます」が言い合える。

誰かが何かをしてくれれば「ありがとう、サンキュー」と言い合える。

そして時には冗談を言い笑い合えるし、なんでもない時も笑顔で対応し合える。 

すごく基本的でどれも小さい子でも出来ることだけど、大人になるとなぜかできなくなることだったりもする。 

そしてこの三つはこれらの考え方に繋がっていると思う。

①挨拶→相手の存在を認める
②感謝→やってくれたことを認める
③笑顔→自分のやれることをやる 

もしかしたらチームワークってシンプルなことで高めることが出来るのかもしれないということを学べた3年間だった。

そして普段の職場でこれがちゃんとできてるかと自問するキッカケにもなった。
いつかこの研修仲間のようなチームを作って仕事をしてみたい。